9月12日、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんと中村壱太郎さんが豪雨被災地の岡山県高梁市を訪れ、被災者を激励してくれました。
もともと、この日は高梁市市内で歌舞伎の公演予定だったのですね。
被災状況に配慮し、公演は中止と早々に決定していたそうですが、二人は被災者を励ましたいとの希望があり、この日の訪問となりました。
ありがたいことです。
この度の豪雨被害では倉敷市真備町が余りにも甚大であったため他の地域が忘れられがちですが、実は岡山市、玉野市、井原市、笠岡市、総社市そして高梁市でもかなりの被害が出ているのです。
もちろん、その他の地域でも被害がありました。
高梁市は市のど真ん中を一級河川である高梁川が流れていて一見平坦地に見えますが、実は山々に囲まれた厳しい地形なのです。
そのため急傾斜地も多く、大雨の被害が発生しやすいという特徴があります。
過去には国道180号が崩壊土砂で塞がれ長らく通行止めになったこともありました。
その時は土砂に流され車が川に転落し人が亡くなっています。
「岡山は災害が少ない」というのが定説のようになっていますが、地域によっては毎年のように大雨による被害を受けているのです。
そんな中、高梁川を訪れて被災者を元気付けてくれた片岡愛之助さんや中村壱太郎さんには感謝の気持ちで一杯です。
と言って、別に私は岡山県の知事でも何でもないんですけどね。
同県人としてお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございます。