岡山大学臓器移植医療センターには大藤 剛宏教授というスーパードクターがいらっしゃいます。
数々の臓器移植を成功させ、特に肺移植に関しては世界一と評価されています。
その信念は「大人から子供まで肺移植で治る人は一人残らず治す」という強いもので教授に信頼を寄せる患者が全国、いや世界中から集まっています。
大藤教授については
岡山は医療県
でも触れています。
信頼される医師と言えばドラマ『JIN-仁-』を思い出します。
ご覧になった方も多いことでしょう。
ちょっとおさらいしてみましょう。
過去にタイムスリップ医師、南方仁(みなかた じん)は大沢たかおさんです。
彼は8年ぶりの連続ドラマ出演だったそうです。
ちなみに『JIN-仁-』はダブルヒロインです。
ヒロインの一人に中谷 美紀さん。
彼女は現在では仁の恋人、過去の世界ではおいらんと一人二役を演じました。
実は最後に意外な人物として現れます。
もう一人のヒロインは仁が過去で出会った橘咲を綾瀬はるかさんが演じています。
彼女は過去に行った仁を献身的に支える女性です。
『JIN-仁-』は過去と現在、タイムスリップ物なので歴史上の有名人も沢山出てきます。
中でも坂本竜馬はドラマの中心的な人物になります。
その坂本龍馬を内野聖陽さんが演じました。
他にも武田鉄矢さんも緒方洪庵役でゲスト主演しています。
さらに勝海舟役は小日向文世さんが演じています。
『JIN-仁-』のあらすじは
現在の医師が過去の世界にタイムスリップしたらどうなるかというのが、主なあらすじになります。
確かに現在の医療技術を持った人間が過去に行ったら驚くと思います。
何しろ、昔の医療は不十分です。
といっても、仁がタイムスリップした時代は幕末です。
そんなに年月もたっていません。
現在の医学の進歩は目覚ましいものがあります。
ちなみに仁はタイムスリップした時、病院の医療キットを持っていました。
そして、一人の青年を現代の医療で助けてしまいます。
それが橘咲の兄、橘恭太郎でした。
橘家の居候となった仁はひょんなことから坂本龍馬と知り合います。
そして、仁は現在の医術で過去の人を助けるものの、過去は変えられないことを思い知ります。
特に坂本龍馬が暗殺されることを知っている彼は、出来るだけその過去を変えようとします。
最後は再び、現代に戻り橘咲の子孫である橘未来として登場します。
ドラマ『JIN-仁-』の魅力とは
魅力はやはり、医療と時代劇と両方が楽しめるところでしょう。
それと現在と過去の医療のギャップでしょう。
今は医師の資格を持たないと、医療行為は禁じられています。
ちなみに幕末には西洋医学所がありました。
つまり、すでに西洋医学は日本に伝わっていたわけです。
だけど、現在の医療に比べたらおままごとみたいな技術です。
そんな中、現代でのオペをやるのだから凄いです。
つまり、昔の恰好をしてオペをしているところが魅力です。
さらに回想シーンでは現代のオペもあります。
それに仁が現代に戻るシーンもあります。
おまけに仁が過去に行くきっかけを作った謎の男の正体もドラマを見ていくとはっきりしてきます。
つまり、医療や自体劇だけでなくミステリー的な展開もあります。
その上、ドラマではお約束の恋愛もあります。
最後に
医療ドラマは沢山あるけど、時代劇にサスペンスといろんな要素を詰め込んだのは『JIN-仁-』だと思います。
そもそも、『JIN-仁-』は原作の漫画が連載途中でドラマ化しました。
ドラマが最終回を迎えてもまだ、連載途中でした。
その結果、ドラマと原作の漫画はラストが違っています。
なので、漫画とドラマ、両方楽しめて面白いです。
大藤教授のようなスーパードクターが岡山にいることがとても誇りです。
今後もさらに活躍されることを期待しています。