毎年、旭川の東岸で開催されている「岡山さくらカーニバル」ですが、2023年度の日程が決まったようです。
「岡山さくらカーニバル」は岡山県民にとって自慢の一つです。
2023岡山さくらカーニバルの日程
開催期間:2023年3月31日(金)~4月9日(日)
開催時間:10時~21時
場所:旭川東岸 蓬莱橋~相生橋の約1.3km区間
カーニバル内容:期間中は飲食を中心に約50店の屋台が出店されます。
また、夜間は桜がライトアップされ、見事な夜桜が楽しめます。
開催期間については桜の状況により変わることがあります。
2017年には開花状況が遅かったため、その分開催期間も延長され、予定期間より3日間長く桜を楽しむことができました。
もっとも桜は24時間いつでも咲いているので道路の通りすがりや河川敷の散歩の際は自由に見ることができます。
屋台やライトアップが終了しているというだけです。
昼も夜も約300本のソメイヨシノが一斉に咲き誇る姿は見事というほかありません。
特に夜は薄いピンクの花びらがライトアップされ、それは幻想的な雰囲気を醸し出しています。
「岡山さくらカーニバル」の駐車場はあります
あまりおおっぴらに言わない方が良いのかもしれませんが、ここは岡山県や岡山市、またさくらカーニバル実行委員会の公式サイトではありませんので事実をお知らせします。
駐車場は旭川河川敷にあります。
あるのはあるのですが、当然のことながら期間中、とくに土曜日や日曜日はとんでもなく混雑します。
ピーク時には1時間待ちなどということも珍しくありません。
そのため、地元岡山市民はあまりマイカーで行こうとはしません。
同じ岡山県民でも市外からは果敢にも車で押し寄せる方たちが多いようです。
そして空き待ちの渋滞地獄にはまるというケースが多いのです。
ですから「岡山さくらカーニバル」実行委員会ではマイカーでの来場を控え、公共交通機関を利用して欲しいと毎年のように呼びかけています。
ぜひ、ご協力をお願いしたいと思います。
「岡山さくらカーニバル」の見どころと合わせて楽しんでいただきたい所
ちょっと逸れますが、岡山の桜は大変かしこいのです。
「岡山さくらカーニバル」の開催期間からお分かりになる通り、岡山の桜は毎年4月上旬、もっと言えば4月の第1週が最も見ごろなのです。
つまり、学校の入学式時期に最盛期を迎えることが多いのです。
入学式には桜がちょうど満開になるというそれはそれはありがたい演出が出来上がっているのです。
遠い過去の話ですが、私自身も小学校、中学校、高校と入学式の時にはいつも桜が満開だったことをよく覚えています。
まるで桜が私たちの門出を祝ってくれているかのように。
その満開の桜を見にいらしたらぜひ旭川の土手を散策してみてください。
気分の良いことこの上ないですよ。
そして近くには岡山後楽園、岡山城【別名:烏城(うじょう)】がありますのでそちらにも足を向けてみてください。
日本三大庭園のひとつに数えられる後楽園は沢の池(さわのいけ)や馬場・弓場(ばば・ゆみば)、唯心山(ゆいしんざん)そして平成23年~24年の発掘調査で発見された御舟入跡(おふないりあと)など見どころ満載です。
1日では周りきれないかもしれません。
私たち岡山県民は誇るべき遺産や文化があることをもっと知るべきですね。
どうも岡山の県民性として自分のことを斜に見てしまう傾向があるようですが、文化、自然に関しては素直にその良さを自覚した方が良いと思います。
旭川東岸に咲き誇る桜並木も先人が残した文化遺産のひとつに間違いないのですから。
県南の岡山さくらカーニバルに対して県北では何と言っても津山さくらまつりです。
津山城(鶴山公園)の桜も見事ですよ。
また、全国の桜情報はこちらで紹介しています。
よろしければご覧ください。