千鳥は岡山弁で成功した

お笑いコンビの千鳥をご存知でしょうか。
大悟(本名:山本大悟)とノブ(本名:早川信行)からなる漫才コンビです。
結成は2000年と言いますから結構芸歴は長いんですね。
それでもぼちぼちと売れ出したのは2013年ごろからでしょうか。

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千鳥の足跡


それまではM-1グランプリで2003年に決勝に進出するも最下位だったり、2004年大会でも決勝に進出するものの2年連続最下位という屈辱を味わっていました。
2005年には準決勝で敗退しながら敗者復活戦で決勝進出を果たし6位という中途半端な結果を残しました。
この流れでM-1グランプリでは9年連続準決勝進出を果たすというある意味記録を残してはいますが、今一つ不完全燃焼な結果であったことは否めません。

THE MANZAIにおいては2011年の第1回大会から3年連続で決勝進出を果たすもののこれまたついに優勝はなしという結果に終わっています。
ただし、司会のビートたけしからは「実力は申し分ない」「毎回優勝だと思っている」と高評価を得ていました。

2004年ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞受賞、2005年NHK上方漫才コンテスト優秀賞、2007年同優秀賞、など受賞歴はあるものの知名度は正直いまいちという状況が続いていました。
しかし、2011年上方漫才大賞奨励賞を受賞し、ついには2013年上方漫才大賞で大賞を受賞するに至りました。

岡山弁が千鳥を救った


実力は認められ、実績もそこそこありながらなぜか今一つ花開かない千鳥でしたが、一体何が彼等を飛躍させたのでしょうか。
それは一度は捨てた岡山弁での漫才だったようです。
最初、地元岡山から大阪に出てコンビを結成したころは「岡山弁漫才」として前面に押し出していくつもりだったようです。
ところが実際にネタを披露してみると今一つ反応がない、お客さんから「言葉がよく分からない」「汚い言葉」などと言った声が寄せられていたそうです。

それからはやはり関西弁!と軌道修正して関西弁の漫才を続けていました。
しかし、それでも反応が良くないということが何年か続きました。
しまいには大悟さんが半キレ状態になって「もうええ!ワシは岡山弁でいく!」と再度軌道修正したそうです。
結果、岡山弁と関西弁とが交じり合うというこれまた中途半端なしゃべりが実は意外とウケたというのが快進撃の始まりだったようです。

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千鳥は岡山弁をテレビで堂々披露!


バラエティ番組の「秘密のケンミンSHOW」に出演している千鳥の二人ですが、ギャグも踏まえて堂々と岡山弁でしゃべっていますね。
大悟さんが自分のことを「ワシ」と言っているのを聞いて、「年寄みたい」とか「時代劇じゃあるまいし」などと感じた方も多いと思いますが、実はあれ、岡山では普通です。
30代以上のオッサンともなれば一人称つまり自分のことは「ワシ」です。
もっとも最近ではドラマや漫画の影響でしょうか、東京かぶれのように「俺」などと言う若い世代も出てきていますが、やはり基本「ワシ」です。
「ほいじゃけーのー」も「言うとんじゃ」も普通に使われる言葉です。
ちなみに「ほいじゃけーのー」は「だからね」、「言うとんじゃ」は「言っているんだよ」ですね。
「アメトーーク」の中で言っていた「ぶちくらわす」というのは岡山弁というより、岡山のやんちゃ言葉、若しくはヤンキー言葉と言ったところでしょうか。
意味は「強烈なパンチをくらわせてやろうか」という程度でしょうか。
このように岡山弁にはユニークな言い回しがたくさんあります。
これらを駆使して千鳥のお二人には今後益々活躍していただきたいですね。
岡山弁の基本はこちら

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