何と卓球のプロリーグができるんですね。
その名も「Tリーグ」。
日本全国で男子4チーム、女子4チーム。
そのうち、男子1チームが岡山にできるのです。
チーム名は「岡山リベッツ」にきまりました。
そこでTリーグ発足の流れ、チームと参加選手情報、岡山リベッツの陣容などについて紹介します。
2016年12月、日本卓球協会は将来のプロ化を視野に入れた2018年発足の新リーグ構想を発表しました。
当面はプロアマ併存で運営されるとのことです。
1部リーグは「Tプレミアリーグ」と称され、初年度の2018年から始まります。
2020年以降に2部の「T1リーグ」、3部の「T2リーグ」を新設する予定だそうです。
この辺りの仕組みはサッカーのJリーグと似ていますね。
やはり当初からピラミッド型の底上げを重視した組織体系を目指しているようです。
Tリーグの参加チーム
当初は男子4チーム、女子4チームからスタートします。
男子リーグ
「T.T彩たま」
T.T Saitama
T.T彩たま株式会社
Tプレミアリーグ
主な選手
吉村真晴、岸川聖也、鄭栄植(大韓民国)、黃鎮廷(香港)、ティアゴ・アポローニャ(ポルトガル)
埼玉県
「木下マイスター東京」
Kinoshita Meister
木下テーブルテニスクラブ
Tプレミアリーグ
主な選手
松平健太、大島祐哉、張本智和、田添健汰
東京都
「岡山リベッツ」
Okayama Rivets
Tプレミアリーグ
主な選手
森薗政崇、吉田雅己、上田仁、柏竹琉、李尚洙(大韓民国)
岡山県
「琉球アスティーダ」
Ryukyu Asteeda
琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社
Tプレミアリーグ
主な選手
丹羽孝希、荘智淵(チャイニーズタイペイ)、陳建安(チャイニーズタイペイ)、江宏傑(チャイニーズタイペイ)、松平賢二、小澤吉大
沖縄県
女子リーグ
「木下アビエル神奈川」
Kinoshita Abyell
木下テーブルテニスクラブ
Tプレミアリーグ
主な選手
森薗美月、浜本由惟、袁雪嬌(中華人民共和国)、長﨑美柚 神奈川県
「トップ名古屋」
TOP OTOME PINGPONGS NAGOYA
株式会社トップ
Tプレミアリーグ
主な選手
エリザベタ・サマラ(ルーマニア)、徐孝元(大韓民国)、鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
愛知県
「日本生命レッドエルフ」
Nissei Redelf
Tプレミアリーグ
主な選手
前田美優、森さくら、常晨晨(中華人民共和国)、平野美宇、早田ひな、陳思羽(チャイニーズタイペイ)、石垣優香、築月晗(中華人民共和国)
大阪府
「日本ペイントマレッツ」
Nippon Paint Mallets
Tプレミアリーグ
主な選手
加藤美優、田代早紀、松平志穂
大阪府
以上のチームとなっています。
凄い選手がたくさんいますね。
「チョレイ」でお馴染みの張本智和選手や平野美宇選手、早田ひな選手など世界に通用するトップ選手が多数参加しています。
岡山リベッツの詳細
ここで岡山リベッツについてもう少し見てみましょう。
2018年の世界選手権ダブルス銀メダリストの森薗政崇(23)=東京都出身=
2015年世界選手権代表の吉田雅己(23)=札幌市出身
2018年の全日本選手権シングルス2位の吉村和弘(21)=茨城県出身
森薗政崇(7月度世界ランキング56位・FPC)
吉田雅己(同40位・FPC)
吉村和弘(同82位・愛知工業大学)
上田仁(同26位・シェークハンズ)
以上の日本トップレベルの選手を始め、
韓国の英雄
李尚洙(イ・サンス)(同7位)
柏竹流(7月度U18世界ランキング31位・JOCエリートアカデミー)
横山友一(Y・YLINK)
という素晴らしい選手を揃えています。
主たるスポンサーは岡山のジーンズメーカーボブソンです。
リベッツとは岡山の特産品であるジーンズのリベット(びょう)にちなんだもので、青を基調としたエンブレムも好評を博しています。
運営会社はボブソンの他「富士ヨット」ブランドの学生服で知られる明石スクールユニフォームカンパニー(岡山県倉敷市)、さらに金融機関など数社が内定しています。
社長には総社市出身でIT(情報技術)関連企業を手掛けた羽場誠氏が就任し、岡山市出身の白神宏佑氏が監督になっています。
6人以上の所属がリーグの参入要件となっていますが、リベッツは既に条件を満たしています。
羽場社長は記者会見で「10年後の五輪メダリスト輩出、エンターテインメント性の提供、地域の健康増進に貢献したい」と抱負を述べました。
余談かも知れませんが、岡山リベッツの選手達はイケメン揃いなのです。
興味ある方はリベッツのHPをご覧下さいね。
今や空前の卓球ブームです。
岡山リベッツ始め参加チームには熱い闘いを見せていただきたいものです。
被災地に元気を届けられるように!