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晴れの国岡山も雨災害には弱かった

平成30年7月大雨災害

これは2018年7月8日15:30の岡山の空です。

何とか晴れて夏らしい雲も覗いています。

しかし、昨日、一昨日と記録的な大雨に見舞われ、岡山県は甚大な被害を被りました。

「晴れの国」岡山は災害が少ないんじゃなかったのか!?

そんなお声も聞こえて来そうですが、大雨には弱かったというのが正直な感想です。

 

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岡山県に初の大雨特別警報

現在までの状況を時系列で報告しますと、

7月5日22:33 岡山市の御津、建部地区に「避難勧告」が発令されました。
旭川の水位が上昇し、このまま雨が降り続くと堤防を越える恐れがあるため、これらの地区の人は直ちに非難してください、というものでした。

7月6日11:32 私は倉敷市にいたのですが、携帯の緊急情報メールが入りました。
発信元は倉敷市でした。

余談ですが、岡山市で購入した携帯を普段ほとんど岡山市内で使っていても、たまたま倉敷市内に居たら倉敷市からのメールが入るんでしょうかね。

入るのでしょう。事実、入ったのですから。

それで内容は倉敷・船穂・真備地区の住民に対する避難情報でした。

それは大雨の影響により今後、土砂災害の発生が心配されるため、早めに避難してくださいね、というものでした。

11:35 倉敷市より再び緊急メール
内容は児島・玉島・水島地区の住民に対して土砂災害の危険性があるので早めに避難してくださいね、でした。

そして岡山市内に戻ったとたん、
15:52 岡山市から緊急メール
内容は福渡学区の住民に対して、土砂災害の恐れがあるため「避難勧告」が発令された、というものでした。

続いて
18:50岡山市より緊急メール
岡山市の笹ヶ瀬川の水位が上昇し、堤防を越える可能性があるため「避難準備」をしてくださいね、というものでした。

そしてついに、
19:40
気象庁より岡山県に

「大雨特別警報」

が発令されました。

これまで聞いたことがあるようなないような警報が発表されました。

大雨特別警報は、台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表されます。

そしてその場合、重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想されるとのことです。

岡山県に大雨特別警報が発令されたのは史上初めてです。

そしてこの後、警報通り、悪夢のような被害が岡山県を覆ったのです。

しかし7月8日現在、県内の被害の状況は全て把握できていません。

特に広大な範囲で浸水被害に遭った倉敷市真備地区では午後10時現在もまだ家の2階や屋根で救助を待っている人が400人以上いるとのことです。

既に県下では10人以上の方が亡くなったとの発表もありました。
また、行方不明者も相当数いるとのことです。

もちろん被害は岡山県のみに留まらず、九州、四国、中国、近畿、中部地方の広範囲に渡っています。

状況が明らかになるにつれて事態の深刻さが浮き彫りになってきます。

また、詳細は後日に。

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